2022年02月11日

今週の注目感染症
2022年第5週(1月31日~2月6日)

感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、前週より減少したものの、今しばらく動向に注意が必要です。
外出後の手洗い・うがいとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。
また、お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早目に受診してください

~インフルエンザ~
今週、定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数は0人(定点当たり0.00)でした。

~COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行情報~
令和2年2月1日から指定感染症と定められていた新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る)であるものに限る)は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部が改正され、令和3年2月13日から新型インフルエンザ等感染症に追加されました。
引き続き全数把握対象疾患として対策が講じられています。

~麻しん~
感染症発生動向調査では、2022年は現時点で届出はありません。
2021年は1例、2020年は0例、2019年は35例の届出がありました。

~風しん~
感染症発生動向調査では、2022年は現時点で届出はありません。
2021年は1例、2020年は3例の届出がありました。
また、2019年、2018年はそれぞれ198例、190例の届出がありました。

~先天性風しん症候群~
感染症発生動向調査では、2012年、2013年、2019年にそれぞれ1例、3例、1例の届出がありました。

【埼玉県感染症情報センターより参照】
(2022年2月9日更新)