予防接種後に、発熱、接種した部位の発赤・腫れ・しこりなどが高い頻度で認められます。通常、数日以内に自然に治るので心配は不要です。

ただし、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がある場合は医師の診察を受けてください。
お子さんの症状が予防接種後副反応報告基準に該当する場合は、医師から厚生労働省へ副反応の報告がされます。

ワクチンの種類によっては、極めてまれに(百万から数百万に1人程度)脳炎や神経障害などの重い副反応が生じることもあります。また、1年以上たって副反応が発症する場合もあります。このような場合に厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済制度の給付の対象となります。

副反応はワクチン接種が原因ではなく、偶然、ワクチン接種と同時期に発症した感染症などが原因であることもあります。このため、予防接種健康被害救済制度では、予防接種による健康被害であったかどうかを個別に審査し、ワクチンによる健康被害と認められる場合に給付をします。

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